エアーロードシステム(ソックスダクト)
特徴
■ エアーロードダクトによる空調システム
濾材を用いた微風速給気ダクトをドラフトチャンバー上部天井に取り付けて、嫌な吹き出し風(風によるストレス)を微風速で解消いたします。
従来のドラフトチャンバー上部エアーカーテン型の給気(吸気)吐き出し部に替えて取り付けます。フィルターを通る自然な対流により、給気風速が微風速となって室内に供給されるため嫌な干渉風がなくなります。
ソックスダクトと同じ考えですが、各ユニットが簡単に外れますので汚れたら簡単に取り替えが出来ます。
また、各ユニット吐き出し部はフィルターになっていますので、外気の汚れた空気が室内に入りません。「特許出願中」№-2003-332056号
形状
変形楕円ダクト形状で、天井化粧ボードの下に直接取り付けが可能です。
弊社の提案するエアーロードシステムとは
一定の風量を自動的に調整
各ドラフトチャンバーに排気風量可変装置(VAV制御)を取り付け、使用しないドラフトチャンバーの排気風量をコントロールさせます。 また、VAV装置から信号を出し給気ファンを制御することで、給気風量をコントロールいたします。 使用しないドラフトチャンバーの排気風量・給気風量を自動的に少なくすることで冷房・暖房の効き目が大幅にUPいたします。今あるドラフトチャンバーにも取り付けが簡単にできます。
天秤室にも最適
微風速で給気を吹き出しますので、室内の冷房・暖房の空調を干渉風で乱すことがありません。
エアーカーテン型の風によるストレスも受けることなく快適作業が出来ます。 また、微風速吐き出しダクトなので天秤室の空調にも最適です。
主な用途例
■室内へ給気する際の空気が自然な流れで供給されます。外気を取り入れる際に、部分的に吹き付ける風にお困りの場合
■業務用大型エアコン等、吐き出し部の風の偏りを自然に室内全体に誘導したい場合等
施工例
ドラフトチャンバー等の局所排気装置を設置する際、その分の排気量分の給気を導入する必要があります。部屋の換気に比べ局所排気装置は、圧倒的に排気風量が大きいため給気も大きくなります。通常のディフューザーの吹き出し速度は、1~2m/sとゆっくりに感じますが、これでも体に当たると不快な感じがして嫌がられてきました。このエアロードは全て不織布で出来ている楕円状のダクトですので、エアロードの表面全てが吹き出し口になっています。そのため、短い吹き出し口で微風速が可能となりました。吹き出し速度は約0.2~0.3m/sぐらいで設計するので、天秤台にも影響を与えません。
エアロードは簡単に天井下へ取付が可能です。形状は平べったい楕円形状なので圧迫感はありません。外気導入(陽圧)の室圧を常のコントロールすることができます。ドラフトチャンバーのエアカーテン形による給気風圧のストレスを受けずに快適な作業空間が確保できます。
外調機(外気処理空調機)と組み合わせることにより、より快適な空間を提供することが可能です。